スピード記憶術
目標:テキストや参考書を
今までの3倍の速度で記憶する
資格試験、受験に強い SP式チャンキングスピード記憶術
ハーバード大学教授でアメリカ心理学会の会長ジョージ・ミラーは人の短期記憶容量が7±2チャンクであると発表しました。
数字や名前なら7つを一度に覚えるのがやっとです。
しかし二桁の数字をイメージ変換して連想法で十桁ずつを覚えると、最大80桁まで覚えることができます。
世界記憶力選手権で行われる「スピードナンバー」の競技の優勝者は、ランダムな数字を5分間で500桁覚えることが出来ます。
連想した十桁の数字を場所法で50箇所の置き物に結合させています。
円周率の暗記記録10万桁の世界記録保持者、原口證氏も連想結合法を使っています。
このように固まりで覚えるチャンキングの記憶術のトレーニングをすれば、あなたの記憶容量が増え、英単語や資格試験、受験の本の内容を高速で大量に記憶できます。短期間で試験勉強を進めるあなたの強い武器になります。
記憶の三段階をスピードアップ~SP式スピード記憶術
SP式スピード記憶術の方法は、記憶の3段階を速読でスピードアップできる高速学習法です。
一般的に、一度に覚えられるのは7 ± 2チャンク。しかし、記憶のテクニックを使えば、ストレスを感じずに50も100も覚えられ、記憶力が向上します。テキストだって楽に覚えられるノウハウを伝授します。
| ||
INPUT 精読・熟読の読み、スピード記憶術 |
||
KEEP 反復法、イメージトレーニング |
||
OUTPUT ブレインマップ、ワーキングメモリーの容量を増やす、チャンキングスピード記憶術 |
レッスン回数ごとの記憶量の変化(アウトプット記憶術)
SP速読学院のこれまでの生徒のトレーニング記録データからレッスン回数ごとの記憶量の変化を調べました。
記憶量は、
①文章を1回読んで書き出せる「単語数」
②文章を2回読んで書き出せる「要点・キーワードの文章量」
の2つの項目で測定しています。
平均値をとると、1レッスンあたりの記憶量は下記の数値のように増加しています。
1レッスンあたりの平均増加 記憶量 | |
---|---|
①文章を1回読んで書き出せる 「単語数」 | ②文章を2回読んで書き出せる 「要点・キーワードの文章量」 |
3.3個 | 800文字 |
①文章を1回読んで書き出せる「単語数」
②文章を2回読んで書き出せる「要点・キーワードの文章量」
アウトプット記憶術のトレーニング内容
各レッスンでは下記のようなトレーニングを行います。(詳細はインストラクターまで)
記憶術のトレーニング内容
記憶力テスト | ワーキングメモリ | 体結合法 | 頭文字法 |
物語連想法 | 連想結合法 | 場所法 | 物語文法マップ |
ブレインマップ | 数字イメージ変換法 |
SP式スピード記憶術講座 受講生の声
来る値打ちはあったなと思います。
M.Tさん (大阪教室 受講生)
田沢 大地さん (京都教室 受講生)
石橋 想太郎さん
中村 朱里さん
SP式スピード記憶術 受講生のトレーニング例
- 第1回 「全脳型勉強法のすすめ」
- 第2回 「女性の品格」
- 第3回 「名作コピーに学ぶ読ませる文章の書き方」
- 第4回 「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」
- 第5回 「『真実の15秒』で個客をつかむ」
- 第6回 「図解雑学 記憶力」
- SP式スピード記憶術 受講生の書き出し例1 『プロの残業術。』
- SP式スピード記憶術 受講生の書き出し例2 『脳を活かす勉強法』
- SP式スピード記憶術 受講生の書き出し例3 『法律専門書』
- SP式スピード記憶術 受講生の書き出し例4 『プロの残業術。』
- SP式スピード記憶術 受講生の書き出し例5 『運の強い人間になる法則』
- SP式スピード記憶術 受講生の書き出し例6 『ニュースの読み方 使い方』
- SP式スピード記憶術 受講生の書き出し例7 『日本を創った12人(前編)』
- SP式スピード記憶術 受講生の書き出し例8 『部下がついてくる人』
- SP式スピード記憶術 受講生の書き出し例9 『歴史を紀行する』ほか
- SP式スピード記憶術 受講生の書き出し例10 『「あれ、もう30?」というアナタが結果を出せる本』
- SP式スピード記憶術 受講生の書き出し例11 『1日10分で人生は変えられるのに』
- SP式スピード記憶術 受講生の書き出し例12 『トリツカレ男』『ももこのいきもの図鑑』(小学生)
- SP式スピード記憶術 受講生の書き出し例13 『シンプルに生きる』
複雑な内容の本の要点を詳細に暗記する
「ブレインマップ」
本の内容の全体の重要ポイントを、あまさず暗記するには、どうしたらいいでしょうか。ひとつは「ブレインマップ」と呼ばれる手法があります。
次の図は茂木健一郎氏の著書『脳を活かす仕事術』(PHP研究所)の第5章「出会いが、アイディアを具現化する」の内容をブレインマップにした表です。
最初に読んだ本の内容を書き出します。
重要だと思えるキーワードやイメージを書き出します。
キーワードは名詞や動詞が中心になります。抽象名詞のときは具象化してください。
動きのあるものは記憶に残りやすくなります。
本文を1、2回読んで、すべてのキーワードを書き出すようにしてください。
連想すると思い出しやすくなります。
最初は少ないページ数から始めて、思い出せない単語はもう一度その本を見ながら重要なキーワードを書き出してください。
キーワードを書く理由は、文章よりも書く量が少なくなるからです。
また、内容が一目でわかりやすくなります。
なぜそうなるのかというと、私たちの頭のなかの長期記憶(心内辞書)には、文章ではなく単語として知識が蓄えられているからです。
文章は液体のように自由に変化します。
変化するものは覚えにくいのです。
反対に、単語は固体のように一定の型を保っています。
単語の用例はいろいろありますが、文章のなかで用例が決まります。
文章で書くよりも、キーワードで書いたほうが圧倒的に一目で理解しやすいので、とくに複雑な内容を整理するときにブレインマップを描くのは効果的です。
復習も楽にできます。
脳の神経細胞やシナプスを通過した刺激がもう一度瞬時に再現できるからです。
文章で書いた長いノートは復習に時間がかかり、けっきょく、復習をしないで終わりがちですが、ブレインマップは覚える力を強め、あなたの思考をまとめ、論文を書く力がつくので、勉強に役立ちます。
小説の内容を詳細に暗記する「物語文法マップ」
次の図は「ソーンダイクの物語文法」に基いて、星新一著の『妄想銀行』の小説をまとめたものです。
物語は「設定」「テーマ」「展開」「解決」の4つの構成要素に分けられます。
「設定」は時間、場所、登場人物。
「テーマ」は事件と主人公の達成すべき目標。
「展開」はエピソードがどのようにつながっていくか。
「解決」は事件がどのような状態になったということを表します。
物語文法を使うと、小説のあらすじやイメージだけでなく、小説全体をよく理解して記憶することが出来ます。