スピード暗記法:記憶力を高める
SP式記憶術講座は欧米式の記憶術をベースとして、SP式受験記憶術を取り入れています。大別すると単語の記憶と、文章の記憶になります。
一般的に、一度に見たり聞いたりして覚えられる数量は、7 ± 2と言われています。これは記憶術の訓練により、10個から100個に増やすことが可能です。
学問的な内容ではイメージが使用できない場合が多いので、イメージ変換が可能ならば、イメージで覚え、不可能ならば学問スキーマ法で図式化して覚えます。文章の記憶では、小説ならば文章イメージ法や物語文法、説明文ならば、情報活用樹木法で覚えます。1冊の本を覚えるにはスピード暗記法になります。
では、これから記憶力を高めるいくつかの方法を紹介します。
インプットの王様は精読です。
記憶の過程はインプット(記銘)→キープ(保持)→アウトプット(想起)となります。
インプット過程で最も重要なのが精読です。集中力や注意力を働かせて正確に読んだ情報は記憶に残ります。1回では長期記憶までには至らなくても、3回以上読めば、記憶に残ってきます。ですから、インプットのために精読し、それで覚えられなかったものだけ、他の方法で覚えれば良いわけです。
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