SP式記憶術レポート(京都教室 A.K様)
受講生の方によるSP式記憶術のレポートです。
初見の本(一冊または一部)を何度か読みます。その後、本を一切見ずにブレインマップを作成し(省略可)、要約や感想文を書き出します。
初見の本(一冊または一部)を何度か読みます。その後、本を一切見ずにブレインマップを作成し(省略可)、要約や感想文を書き出します。
『ニュースの読み方 使い方』新潮社 池上 彰 著
1分間で書籍の一部(p.227~p.231)を読み、アウトプットを行いました。
リポーターではなく記者として記事を書く仕事がしたかった池上氏は、NHKに入社後、研修で記事(原稿)の書き方、取材のやり方を簡単に学んだものの、デスク*には『現地と視聴者の情報の中間搾取をしている!』と怒られたり、大きく直されたりと、なかなか自分の文章の記事で放送されることがなかった。
そこで文章術上達のために、先輩記者の記事を1字1字書き写す・写経を行う・デスクに直された文章のチェックなどを行い、これらにより文章のリズムをつかんでいく方法を習得した。自分で書くことにより、自己との対話につながり、頭の整理ができるというものである。好きな記者の記事を写し取ることは体で覚えるという意味でまさに効果的であったようだ。
その後、少しずつデスクに記事を直されることもなく、文章がそのまま放送にのるようにもなった。池上氏はこうした努力により情報発信術を会得したのである。
*デスク……現場には行かない先輩記者のこと