学問では右脳記憶よりも丸暗記が中心
学問を4つに分類すると、人文科学、社会科学、自然科学、文化芸術になります。この中で右脳のイメージ記憶が役立つ分野は、文学、地理、医学を除いて、ほとんど文化芸術だけになります。
下の図を参照してみましょう。
こうして見ていくと、右脳の分野だけで成立可能な学問は美術と写真だけになり、他の分野は、左脳の助けなしには成立しません。
上に挙げた以外の学問分野はほとんど全て左脳の論理、説明の分野にあたります。
人文科学の中で哲学、社会科学の中で法学、自然科学の中で物理学を、例にとってみましょう。これらの学問に右脳のイメージは、ほとんど関係ないと思われます。
ロジャー・スペリー博士の右脳理論の発表以来、記憶術の中心分野は右脳記憶でした。
しかし、学問分野で右脳記憶が活躍できる部分は限られており、学問分野で従来の記憶術が実用的ではないので、スピード暗記法を提案しているわけです。
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