SP式記憶術レポート(京都教室 Y.T様)
受講生の方によるSP式記憶術のレポートです。
初見の本を読んだ後、本を一切見ずにブレインマップを作成し、要約や感想文を書き出します。
『シンプルに生きる』 ドミニック ローホー 著, 原 秋子 翻訳
初見の書籍一冊を一度だけ読み(全182ページを10分で読了)、アウトプットを行いました。
私が本書で印象的だったところは、シンプルに生きるためにはまず自分がどうありたいかをある程度明確化し、物質だけでなく精神的な面でも質を向上させていくことに触れていた点でした。食生活、掃除、お金、人間関係等、あらゆる角度からシンプルに生きる術を学ぶことができたことも有難かったです。
食生活については、自分の気持ちに正直になってお腹が空いた時に食べるという部分に共感しました。若い頃はダイエットを意識して生真面目に決まった時間に食事をするといったことも経験しましたが、結局食事を楽しむことが出来ず、本来感謝できることなのに食べることが悪いことのように意識してしまっている自分に気付きました。執着してしまい、自由がなくなっていたように思います。今は変に意識することなく、体にやさしく接するということを意識するだけなので、極端なこともなく、有難くいただけているように思います。自分が気持ち良い、心地良いと素直に実感する方向で選択することは、結果的にシンプルでいられることにつながるのではないかなと思います。
又、お金について触れていた点で、クレジットカードの使い方を考える部分がありましたが、私はクレジットカードを持たないようにしているので、少しシンプルとは意味合いが違うかもしれませんが印象に残った部分でした。今の時代はクレジットカードが主となっており、とても便利なものですが、私自身は現金の方が有り難みが分かり、無駄使いもしない環境に置けるので、自分を律する意味も含め、可能な限り持たない生活をしたいなと思います。
シンプルに生きるのは難しいですが、様々なもの、ことに対してどのように付き合うかは本当に個人の自由だと思うので、まずは自分の中で価値観をしっかり持つことが大切だなと実感することのできる一冊だったと思います。