トレーニングの成果を確かめよう 文章記憶力チェックテスト
さて、各章を通じて、さまざまなトレーニングを紹介してきた。
これらのトレーニングを続けるうちに、あなたの潜在能力は開花される。心内辞書を引くスピードは上がり、ワーキング・メモリーを効率よく使えるようになる。自動車でたとえるならば「燃費がよくなる」のだ。心内辞書をすばやく引けるようになれば、文章読解力が上がる。
2章の冒頭で文章を理解するときの流れについて説明したが、そのうちの「単語を検索する過程」の労力を、ほとんど使わなくなるのである。そうすると言葉の意味をど忘れしたり、といったつまずきがなくなるので、文章を理解することだけに集中できるようになる。
そこで、トレーニングの成果を確かめるためにも、文章記憶力チェック・テストを行なおう。
【文章記憶力チェック・テスト】
次ぺージから始まる文章を一度だけ読み、あとの問題に答えなさい。
なお傍線の部分は声に出して、その他の部分は黙読すること。
【問題】傍線を引いてある15のキーワードを、すべて書き出しなさい。
15のキーワードのうち、5つから7つ程度書き出せれば合格である。
1つか2つのキーワードしか思い出せないようであれば、まだ記憶力不足だ。本書で紹介したトレーニングに励み、もう一度トライしてみよう。
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