本を丸ごと暗記する スピード暗記術
右脳がイメージカに優れているとはいえ、それだけですべての暗記学習に対応できるわけではない。法律の専門書や理系のテキストなど、書物の内容が複雑になればなるほど、イメージカに頼った暗記学習だけでは太刀打ちできなくなる。
そこでSP式では、左脳の能力を充分に活かした暗記術を開発した。大学受験や各種資格試験対策に適した、スピード暗記術を紹介しよう。
スピード暗記術は一冊の本を丸ごと覚えるための方法である。
最初に全体理解で本の内容を大まかにつかむ。全体理解だから、詳細まで理解できるわけではない。だが、この過程により、あなたの心内辞書にはいくつかのキーワードがインプットされ、脳内にはおぼろげながら本の構図が描かれる。むずかしい内容の本を読解するには、この第一段階が重要である。全体理解で脳内に本の外枠を描き、次に詳細な部分を埋めていくのだ。
一軒の家を建てるような感覚で、自分の頭の中に本の内容を描いていこう。
次の節からスピード暗記術の各プロセスについて説明していく。おもな流れは次ページのとおり。
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