速読の目の動きを定着化させる【7】平行読みトレーニング
ラストに紹介するトレーニングは、平行読みである。波読みの「波」をなくしたのが、平行読みだ。つまり、まったく視線をスライドさせずに視線を滑らせていく方法である。
タテ書きの文章なら、右から左へ視線を平行移動させるだけ。難易度の高い方法で、かなりの視野の広さを必要とする。それでは早速、手元に実際の文章を用意して訓練してみよう。
【平行読みトレーニングのやり方】
【1】文章の各行の中心に視点を据える。
【2】眼を大きく開き、そのまま右から左へ(あるいは上から下へ)平行に視線を動かす。
平行読みの場合には、目の動かし方に特別な訓練はいらない。それより、確実に一行をとらえられるだけの視野と読解力を向上させるべく努力してほしい。これまでに紹介した方法の中で、読書スピードがもっとも速いのは平行読みである。だが、波読みのようにわずかでも視線を上下、あるいは左右に振って読み進めていくほうが、文章の内容は頭に入りやすい。
いろんな読み方を試してみて、自分に合った方法を取り入れよう。
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