高難度の専門書に、どう活用する?
それでは、専門書や教科書が理解しにくい人は、どうすれば良いか、その点を考えてみましょう。
見栄を張っていきなり難しい専門書に取り組むようなことをせずに、学習書のレベルを落とすのも、一方法です。
もう少し易しい学習書を買ってきて、その本を読んでから専門書や教科書を読み直すと、多少は脳裏にスキーマが形成されるので、今度は理解が深くなります。
“急がば回れ”です。
最後は、予備校や専門学校の授業を聞くことです。
プロの講師が皆さんの学習レベルを念頭に置き、分かり易く説明してくれるので、最も効果的な理解を深める方法です。
ただし、お金と時間は一番かかりますから、やはりここでも、速読を活かさなければなりません。
以上、学習前段階のスキーマ作りにも、SP式のスピード精読は活用できます。
基本用語集を調べる際の能率アップや、基本学習書の通読時間の短縮、より易しい入門的な学習書の通読時間短縮にスピード精読は有効です。
大雑把な全体理解を志向する従来型の速読は、ここでは的外れであり、力不足なのです。
やはり、細かいところまで記憶に残すことに主眼を置く読み方のスピード精読のほうが優れています。
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