台風の様な男(三国志編)
SP速読学院インストラクターのFです。みなさんこんにちは!今日は朝から本当に大変なことになっていますね。私のすんでいる近畿のエリアでは数十年に一度の規模の雨によって川が氾濫していて、テレビを見ていると、「あっ、知ってる道が川みたいになってる!」という感じになっていました。この間山口の萩などでも局地的に豪雨になりましたが、今回の台風18号は本当にたくさんの人を巻き込んだ迷惑なやつです。これから少しでも台風の被害が少なくなることを願うばかりです。
台風とは少し違うのですが、私の今読んでいる三国志の本のも台風の様な人物が登場します。長い中国の歴史でも一番の豪傑といわれる呂布という男です。この男、イメージ的にはめちゃめちゃ強いドラえもんのジャイアンになりますかね。(映画のジャイアンはいいやつなことが多いですが) すごく強いのですが、馬鹿なせいで身を滅ぼしてしまいます。初めは華々しく登場します。悪い大名が中国政府を支配しようとするところを義父と一緒に登場して、これを打ち破ります。しかし、そそのかされて、義父を殺してしまいます。ジャイアンのように節操がなく短期なので、その後自分をそそのかした大名も殺してしまいます。うまくやれば覇権を握れたにもかかわらず、最終的には自分の部下をも信じられなくなり、最後までついてきた部下につらくあたり、部下に裏切られ、最後を迎えます。裏切りの人生が自分に降りかかったわけです。
呂布はすごく馬鹿な男だと思いますが、台風の様に回りを振り回したということで、本日紹介させていただきました。
[amazonjs asin="4061965344" locale="JP" title="三国志 (2) (吉川英治歴史時代文庫 34)"]
500ページを超える小説になりますが、自分が大体知っているストーリーということで、きちんとイメージしながらでもトータルで50分ほどで読みました。(分速6,000文字ほど)
三国志などの歴史は私の大好物です。歴史が好きな方は機会があればご教授いただければ幸いです。