②速読術には【本当に】意味がなかったのか? - 頭の中にインプットする読書は役に立ちます -
【速読術には意味がなかった?】
SP速読学院の橘遵がこの記事について賛否両論の意見を述べさせていただきます。
頭の中に知識をインプットして語彙力や概念知識、背景知識を増やし、
それを活用できて初めて読書は意味があります。
読書では読みの深さを使い分けることが重要です。
自転車でギアチェンジした方が効率良く走れるのと同じです。
全体理解とは
あらすじやあらましなど文脈がつながって読める位の浅い理解で読むことです。
精読とは
細かい部分まで正確に理解して読むことです。
熟読とは
行間を深読みする、行間を味わって読む等、
読んでいる文章以外の部分にも深い思考が働いている読み方です。
全体理解が速読に相当します。
これが速くなると精読や熟読の読みもかなり速くなることができます。
精読でも周りの人から見たら速読しているスピードで読むことができます。
熟読は文章の難易度により、速くなったり遅くなったりしますが
速読を習得する前の熟読より3倍以上は高速化できるので
問題文を3回読んでしっかり考え、時間を余らせることができます。
精読・熟読が頭の中の「心内辞書」にインプットする読み方で
その知識が増えれば理解も速さも対応してくるのです。
マーク・サイデンバーグ氏は
「リーディングスキルは読書から獲得された知識量に依存する」
と言っておられますが、
その知識は脳の情報処理の中心である「ワーキングメモリー」が無意識で検索しているのです。
「広い背景知識」も本を読んで初めて獲得できます。
どんどん新しい本、興味を持てる本を読むことにチャレンジしてください。
読書習慣をつけ、広い知識を獲得すること
これがサイデンバーグ氏やSP速読学院の目標です。
SP速読学院では速読の実演をテレビで6回行ってきました。
SP速読学院のメディア掲載情報を参考にしてみてください。