習い事(速読)は若いうちじゃないと成長しないのか?
SP速読学院インストラクターのFです。私はスポーツを見るのがとても好きです。一番好きなのがバスケと野球で、次にサッカー、ゴルフ、テニス、体操とかも好きです。一部のトップレベルの選手達の経歴をたどると、多くの選手は幼少の時からその競技の英才教育を受けています。タイガー・ウッズやマリア・シャラポワは小さい時から親が熱心に指導されていたということですし、日本ですと砲丸投げの室伏選手やレスリングの浜口選手なども親の影響から若い時からその競技で活躍してこられました。
スポーツに限ったことではなにのですが、若い間に習い事を始めることには少なくとも2つのメリットがあると思います。一つは人生で多くの時間をその習い事に費やせるということです。もう一つは柔軟性です。人間は普段の行動の大部分を自分の経験によって無意識に行います。無意識に物事を行うことの中に、顔を洗う、呼吸をする事などがあると思います。早くから習い事をするというのは、経験からくる無意識に行うことが少ない状態で学べるメリットがあります。極端にいえば赤ちゃんが言語を学ぶ事がそうなります。
では、速読はどうでしょうか? 速読もピアノや言語と同じように幼少からやった方が伸びるのでしょうか?
実は速読に関しては絶対そうだとはいえません。その大きな理由は語彙能力です。どういうことかといいますと、速読を行う時はその語彙をある程度しっている必要があります。語彙力があればその本を速読できます。しかし、例えば、弁護士さんが法律書を3倍、4倍速く読むことは訓練すれば可能ですが、私はまず法律を勉強して語彙力を高めないといけません。(そんな時は速読して勉強します。)私には専門知識がなく、語彙力が不十分だからです。
私が実際に担当した生徒の方でかなりの上級者の方(分速5万文字達成者)も速読を始められたのは社会人になられてからです。普段本に慣れ親しんだ方で、語彙力が高い方なら、速読上級者へのステップの一つをクリアされていると思っていいです。
速読はとてもユニークな習い事だと思います。もっと速く文章を読めたらなー、宿題やテキストが読めたらなーとたくさんの人が思っている反面、どうすればできるかというのはほとんどの方が気にされません。SP速読学院では無料体験でそのような疑問に答えていきます。これは無料ですので、時間をコントロールしたい方、他者より長所が欲しい方是非おすすめです。一回80分で平均1.5倍から2倍ほど速く読めるようになる方がほとんどです。