速読のプロが教える!初心者が今すぐ実践できる2倍速速読のコツ
速読は、日常の『読む』を効率化し、時間を節約することができるテクニックです。
特に、多くの情報を処理しなければならないビジネスマンや受験生にとっては、非常に有効なスキルとなり、違いを生み出すことのできるスキルになり得ます。
しかし、『速読』という言葉を知っていても、その方法が分からなかったり、上手くできなかったり、よくわからないと言われることが多いです。
そこで、この記事では、速読のプロが初心者でも実践できる速読のコツを紹介します。
この文章を書いているのはSP速読学院の九十九です。指導歴10年20倍速到達のベテラン講師として誰でもできる簡単2倍速読法をお伝えします。
1. まずは環境を整える
読書や勉強、仕事をするにあたって、環境を整えることは非常に重要です。環境が悪いと、集中することができず、必要な集中力を欠くことになります。
良い環境は人によって定義が変わるかもしれませんが、一般的によく言われることは以下になります。
・静かな場所
・明るい場所
・快適な温度
・快適な姿勢
・誘惑が少ない場所
特に明るい場所や快適な姿勢ということは目や、腰、首などの負担がかかる可能性があるのでm慢性的な疲労や痛みにつながる可能性があります。背筋を伸ばし、肩を開いて、腰をしっかり支えることで文章全体を見渡しやすい環境を作ることが良いでしょう。
2. フィンガーリーディングを実践する
フィンガーリーディングとは、指で文字をなぞりながら読む方法です。文章を読む上で視点が飛んでしまい、文脈が途切れてしまい理解度が落ちてしまうことはよくあることです。
読み返しなどが頻繁に起こってしまう方は、指をつけて読むことを習慣化することでスピードと精度を大きく向上させることができます。
3. 読書スピードを少しずつ上げる
人間の脳は環境に適応しやすいという性質を持ちます。スピード感のある職場にいると、速度に慣れるまでは大変ですがしばらくするとその速度感が当たり前のように感じることがあると思います。
速読も同じです。
音読教育の影響によって、読む速度はほとんどの人は極端に変わりませんが、積み重ねてきた知識量によって既に速く読むことができる下地を持っている人が多いです。
始める際には、自分が読めるスピードよりも少し速い程度から始めることが大切です。メトロノームなどを用いて少しずつ速度を上げることで、脳が慣れていくため、読解力が下がることなく、速度と精度が上がっていきます。
ただし、無理にスピードを上げると、読解力が落ちる恐れがあるため、適度な速度で学習を進めましょう。
簡単にできることから始める
とても簡単なことで読む速度は上がります。
速読と聞くと人間業とは思えない速度で読むことをイメージされる方は少なくないでしょうが、最初から速く読める人はほとんどいません。基本的な読み方を理解した上で正しいトレーニングを積み重ねることで能力の定着化につながります。
以上が、初心者でも2倍速を実践できる速読のコツです。ただし、速度ばかりを気にするのではなく、内容を理解することや、その内容をどう抽出するかが最も大事ですので、読むことが目的にならないように気をつける必要があるでしょう。
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