速読は人生をどう変えるのか?「速く読める」ことがあらゆるシーンで武器になる理由
速読が出来たらいいなと思うことはあるけれど、イマイチ効果もわからないし活用方法もわからないという方も多いのではないでしょうか。
この記事では速読で得られる効果やどのような人や場面で特に必要とされるかを実際の受講生の体験談とあわせて紹介します。
この記事を書いているのは、速読を通して受験生から大人まで多くの人をサポートしてきた九十九です。
速読効果① 短時間で正しい情報を多く取り入れる
現代人の情報収集方法はインターネットを駆使したものとなり、新聞や雑誌が主体であった以前より探しやすくなりました。同時に背景で、情報量自体はとても多くなっています。
この10年間で実に530倍にも膨れ上がり、今後さらに増えていくということが予想されます。
近年ではSNSやブログ以外に動画や音声サービスなどを使って情報発信を個人ができるようになりました。
その結果、大量の情報の中から正しい情報を見つけ出すことに時間がかかるようになりました。
つまり、本は読まないとしても正しい情報獲得のためには、多読はさけては通れない時代となっているといえます。
そんな中『読む』動作自体を速読で効率化することは、短時間での正しい情報取得のために最大の効果を生んでくれます。
速読の効果② 時間の使い方が上手になる
この20年で時間の使い方というものは大きく変わりました。
以前までは情報といえば新聞やテレビを通して得るものでしたが、今は複数のニュースサイトやSNSから自分で好きな情報を探してくることが当たり前です。
2021年12月に行われたスマートフォン利用者実態調査(MMD研究所調べ)では50%以上の人が1日に3時間以上スマホを使うというデータが出ました。
その中では動画やinstagramといった映像コンテンツの利用が多くなっていますが、SNSやWEB検索、ニュースや電子書籍を見るなど『読む』行動に使われる時間も少なくありません。
仕事の時間を含めると1日10時間以上を情報処理に費やしていることになります。これを速読で2倍の速度で処理できるようになるだけで、これまでの半分の時間で情報収集が終わり、残った時間をさらに別なことに充てることができるので1日がより充実していくようになります。
速読の活用で効果を体験している人
速読を身につける効果として、短時間で正しい情報を取り入れることや時間の使い方が上手になるということをお伝えしました。
たくさんの知識や情報を学ぶ人や時間の効率を必要とする人にとって、大切な能力ですが、実際に活用しているのは一体どんな人なのでしょうか。
例えば、受験生や士業、コンサルタントのような仕事をしている人、ビジネスシーンで活躍している人などがあげられます。
速読を活用している人①受験生
中学受験が当たり前に変わりつつある今、学生は小学校のときから「受験生」」です。
受験生は平日は学校、下校したら塾、帰宅したら宿題、土日や連休は講習会と行き着く間もないほどに勉強に追われる毎日を過ごしています。
しかも、近年の大学受験はこれまでとは少しずつ様子を変えつつあるのです。
2022年の共通テストは過去最低の平均点となりました。
その大きな要因は文字数の増加にあると言われています。
教科書のページ数はゆとり世代と比べて1.5倍ほどに増えている一方で、学ぶ速度が早くなっているわけではありません。
個別に学習効率を上げないと受験に間に合わないと言われる方が少なくありません。
中学、高校、大学受験で最難関校に合格するためには約4,000時間の勉強が必要と言われています。
まさに寝る間も惜しんで勉強するか勉強の効率を上げるかが鍵となってきます。
速読を身につけることは、そんな受験生の勉強効率と時間効率を上げるサポートになっていきます。
速読を活用している人②士業やコンサルタントなど書類やデータを扱う人
専門的な知識の修得が必須となる職業では、資格取得時はもちろん実務に入ってからも継続的に大量の情報を扱うことになります。
資格取得試験の時点で問題を読む速度が要求されるため、情報収集の効率化や記憶力が求められる職業といえます。
例えば社労士の試験は3時間30分で70問の設問がありますが、1問3分で答えを導かないといけない計算になります。
司法試験では民放、憲法、刑法から約70問が出題され、試験時間は合計2時間55分のため1問2.5分で回答していくことになります。
このような処理速度が最低限必要とされているので、確実に考える時間を増やす必要があり、問題文を読む時間を減らすことは必須となります。
速読を活用している人③ビジネスシーンで活躍されている方
現代はあらゆる面において日進月歩で新しい情報があふれています。時事情報、業界ニュース、流行(トレンド)、世界の動きを追いかけるだけでなく、職種ごとの顧客情報や知識のアップデートも求められます。
そうした情報を検索、チェックするだけでも多くの時間を要します。
実際のビジネスにおいて、これらの情報はすべて前提情報であり本質的なものではありません。できるだけ情報収集は効率化して、本質的な部分に時間を使いたいと考えるのがビジネスシーンで活躍されている方々の思考です。
情報収集や時間効率といった点からも、ビジネスシーンで速読を身に着けている方や興味を持っている方が多いのは、こういった理由が考えられます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
速読の効果は速読そのものにあらずその先に見える明確な目的やゴールがあってこそ活きます。文章を読む速さと理解する速さ、アウトプットする速さは別物になりますが、いずれにおいても読むことから始まります。
その上で理解・アウトプットすることが仕事や勉強の本質的な部分になりますので、多くの文章を効果的に素早く処理できれば他者と差をつけることができます。
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