『速読』いつ始める?もう間に合わない?速読の習得に年齢は関係あるの?
受講生からよく聞かれる質問の中で
「何歳ぐらいの人がトレーニングされていますか?」
「トレーニング効果に年齢は関係ありますか?」と年齢について聞かれることがあります。
習い事やスポーツ等年齢によって上達具合が異なるものも多いですし気になるところですよね。
今回は速読と年齢の関係についてお話いたします。
速読受講生の年齢比率は社会人が多い?
受講生で一番多いのはやはり社会人の方です。
趣味の読書やお仕事の効率化、資格試験取得を目指してトレーニングされています。
自分で自分に必要なスキルや知識を身につけることができるのは社会人ですから当然といえば当然かもしれません。
他には受験対策としてより効果的に勉強をすすめるために高校生や中学生も受講されています。
最近は中学受験を目指す方も増えたのか小学生の受講生も増えてきました。
速読をマスターする目的は様々ですが、いろいろな年代の方が受講されています。
そして速読の良いところのひとつは何歳からでも身につけられることなのかもしれません。
速読トレーニング効果の出やすい年齢は?何歳からトレーニングできる?
何歳からでも身につけられるとは言いましたが年代別の伸び率を考えるとやはり10代の伸び率は圧倒的と言えます。
その後も知識量と語彙力の向上により20代、30代と伸びていき40代からは少し落ち着いてくるような形になります。
では、早ければ早い方が良いものなのかが気になりますよね。
受験対策や日々の勉強効率を上げるために速読を学ばせたいという保護者の方や、
受講生から「自分の子供にも習わせたいのだが、何歳から始めたら良いでしょうか?」とご質問をいただくことがあります。
そういった場合は小学4年生頃からの受講をご案内しています。
なぜなら、読書するにはある程度語彙力が必要なのと、速読では音声化の癖をとっていくのですが学校の授業で音読を行っているとその影響により小学校低学年の児童は音読の習慣から抜け出すのに時間がかかってしまうからです。
そのため、普段から読書習慣のあるお子様であれば小学校4年生頃からのトレーニングをおすすめしています。
速読能力を伸ばすためには年齢より大事なポイントがある
速読には目の筋力や知識量、語彙力も関係してくることもあり、伸びやすいのは10代となってきます。
若い方が吸収しやすいということもありますが、社会人であってもより速読能力を伸ばすために、年齢に頼らない効果的な方法があります。
速読のトレーニングの効果は年齢以上に普段の読書量が大きく影響します。
普段から読書に慣れている方は、最初から読むスピードが速いだけでなく速読トレーニンのコツもつかみやすいようです。
速読トレーニングは小学4年生頃からをおすすめとしましたが、読書好きや中学受験勉強を目指している方の中には小学2年生でも児童書をすらすら読めるレベルの人もいます。
芥川龍之介や宮沢賢治などの児童書を理解して読めるのであれば小学2年生でもトレーニングが可能です。
逆に、小学校高学年でもほとんど本を読まれない場合は、まずは読書習慣をつけてからトレーニングを開始することをおすすめしています。
だからといって、知識や語彙力のある大人は読書しなくていいというわけではないのです。
大人でも普段の読書量によってトレーニング効果に差がでてきます。
普段から読書量が多い方ほど伸びやすいです。
つまり、読書量は年齢を問わず速読のちからを伸ばしてくれるということなんです。
逆にトレーニングを毎週頑張っていても、読書量が0冊の方は速読の力が伸びるまでに時間がかかったり、なかなか速くなった実感を感じることが難しくなります。
読書が苦手でも今からできる読書量を増やす方法
読書習慣が無い方にとっては、いきなり一冊読もうとしてもハードルが高く感じられることも多いと思います。
そういうときは1日10分からでも良いので少しずつ読む習慣をつけていただくと無理なく続けられます。
また、最初は疲れるので少ししか読めなくても、速読トレーニングを並行していくことにより読むスピードが速くなると短時間でも頁が進みますし、速読の力がついてくると読むことに疲れにくくなるので長時間読めるようになっていきます。
そうするとトレーニングの効果も上がっていきます。
実際受講生の方で、最初は5分読むのも辛くなかなか本を読む気になれないという状態だった方がいます。
トレーニングを続けていく中で読書しても疲れにくくなり、今では30分続けて読んでも平気になったそうです。
速読や速読の効果が気になるという方は一度無料体験レッスンを試してみてください。
具体的なトレーニング方法がわかるだけでなく、インストラクターに不明な点を聞くことができるのでオススメです。