第一志望に絶対合格したいなら、知らないとヤバイ受験対策に重要な数字
「本当に第一志望校に合格できるのかな……」
そんな悩みを抱えている方は少なくないと思います。
この記事では、今後受験対策をする上で必ず役に立つ情報とその改善方法について紹介し、成績アップや志望校合格につながる方法をお伝えします。
この記事を書いているのはSP速読学院の九十九です。
筆者が在学中に勉強で苦労した経験と、実際に受験の不安と立ち向かい乗り越えてきた生徒さんたちから聞いた対策をお伝えします。
合格に必要とされる勉強時間
難関中学、高校、大学受験において、合格に必要とされる勉強時間のうち学校外での勉強時間は4,000時間と言われているのをご存知でしょうか。
例えば、高校受験に臨む中学生ならば、4,000時間の受験勉強をこなすために一日平均約4時間もの勉強を3年間続ける計算になります。
さらに、近年では教科書のページ数が増加したことに伴い、受験勉強に費やす時間は5,000時間にまで増えたとも言われています。
年々、学校での勉強量は増加しており、小中高校生いずれにおいても数千ページ単位で勉強量は増え続けています。
学生が学ばないといけない勉強量が増えたことにより、受験の対策が十分に出来ないケースも増えてきているようです。
試験で使われる文字数
勉強量が増えたことで試験の範囲や問題に使われる文字数も変わってきました。
例えば、2019年度のとある入試では問題文として55,000文字が使われたんだとか。
これだけの文字数を試験中に読むことになると、問題を読むだけで試験時間の約半分を使ってしまうことになります。これでは、解答をじっくりと考える時間は少なくなりますし、正答率が下がってしまうことは想像に難くないですよね。
こうした時代の変化からも、まずは受験対策に必要な時間を把握しておくことはとても大切なポイントになっています。
そして、時間を制することで受験に勝利する可能性を大きく変えていきましょう。
試験を乗り越える力はあるか?現状の読む力
受験対策として必要な数字「勉強時間」「教科書や試験で読む文字数」をご紹介しましたが、それよりも気になるのは、第一志望に合格するために、結局今の勉強の仕方で間に合うのか?!ということですよね。
よりレベルの高い学校を目指すならば、長時間の勉強時間に加えて、効果的な学習が求められます。
すべての受験生は等しく3年間という時間を持っていますから、その中でどれだけ教科書の内容を理解し、覚えたのかが合否を分けることになるのです。
教科書の内容を理解し、覚える力は「読む力」として測ることができます。
今現在の「読む力」はどれくらいでしょうか?
読む力がないと、どれだけ長い時間勉強をしても成績は上がりません。
読む力は大きくわけて、「読解力」と「速度」で構成されています。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
今すぐ読む力を確認したい人はコチラ▷速読チェックからチェックしてみてください。
読解力
『読解力』という言葉を細分化すると、とても複雑です。
この場では文章を読んで内容を理解する能力とします。
どの教科にも共通して必要になるのが、この「読解力」です。
どれだけたくさんの時間をかけて教科書を読んで勉強しても、意味がわからなければ力になりません。
文章を一度読んだだけで読み解くことができる人もいれば、何度も読んで噛み砕かないと理解できない人もいます。
参考書を使った勉強では、内容を理解するために何度読み返したのかを把握することで、自分の読解力を図り、時間のコントロールをしやすくしていきます。
速度
受験生から多く聞くのは「時間さえあればもっといい点数を取れた」と、後悔する声です。
裏返せば、時間内に余裕を持って解答しきれていないということでもあります。
これをクリアするために、読む速度を上げることは重要になってきます。
平均的な読む速度は分速500文字前後と言われています。
もし正確な読解のために最低二回は読み返したいのであれば、単純に読む速度を2倍程にしなければ、問題をちゃんと解くことができないといことです。
お持ちの参考書を使って、どれくらいの速度で読むことができるかを把握しておきましょう。
読む力は受験対策で必要とされる能力ですが、普通に学校や塾で勉強をしているだけでは身につけづらい能力です
まとめ
今日の受験生にとって、勉強量や勉強時間との戦いはより大変になっています。
試験の当たり前をちゃんと知ることで対策を打ちやすくなり、自信を生み出すことにつながります。
まずは今の力をよく知ることが大事です。
こちらから読む力を計測することができます。
理想と現実を見極めて、そこから必要な能力を身につけていってください。
膨大な時間を犠牲にしたのに受験で勝てない人は山ほどいるので、他の人と差をつけるべく今できることからやってみるのがオススメです。
次回は試験対策に必要な読む力を確実にあげる方法をお伝えします。
今すぐに続きが知りたいという方はコチラを一度覗いてみてください。
第一志望校に合格するために、できることを全てやりきっていきましょう!