読書スピード計測


あなたの読書スピードを計測します。
「開始」を押して、表示される文章を読んでください。
あらすじを取るくらいの理解度で読んでいきます。

「次ページ（→）」を押して読み進めてください。

最後にあなたの読むスピード（分速）が表示されます。

「開始」でトレーニングスタート、「終了」でトレーニングを終了します。

　そこで、二人のペテン師に、すぐ仕事にかかるよう、たくさんのお金をわたしました。
　二人は、二台のはたをすえつけて、さも働いているようなふりをしました。でも、はたの上には、なんにもないのです。二人は、すました顔で、いちばん上等の絹糸と純金を願い出ました。けれども、それはみんな自分たちのふくろの中へつっこんでしまい、空のはたに向かって、夜おそくまで働きました。
　「もう、どのくらい織れたろうか、知りたいものじゃ。」
　と、皇帝はお考えになりました。けれども、おろか者や、自分の役に向いていない者には、それが目に見えないという話を思い出して、少し変な気持ちになりました。もちろん、自分は、何もびくびくすることはないと信じていましたが、それでも、ひとまずだれかをやって、様子を見させようと思いました。
　そのころには、この織り物がもつ不思議な力のことは、町じゅうに知れわたっていました。みんなは、自分のおとなりが、どんな役立たずか、おろか者か、知りたくてなりませんでした。
　「あのはた織りのところへは、わしの、年をとった正直者の大臣をつかわそう。」
　と、皇帝はお考えになりました。
　「あれなら、織り物がどんな具合か、いちばんよくわかるだろう。あれはちえもあるし、また、あれくらい役に向いている者は、ほかにおらんからのう。」
　さて、この年をとった正直者の大臣は、二人のペテン師が、空のはたに向かって働いている広間へ入っていきました。
　「くわばら、くわばら！」

読書スピード計測


お疲れ様でした。

文章の内容を覚えてしまった場合、正しい数値が計測できない場合があります。
その場合はトレーニング一覧ページより「読書スピード計測（各種文章）」より正しい数値を計測しましょう。

「もう一度」ボタンを押すと、トレーニングを再度行う事ができます。別のトレーニングを行う場合は「トレーニング一覧ページ」へお戻りください。