テレビ・雑誌紹介 毎日放送「ちちんぷいぷい」
「ちちんぷいぷい」 西靖アナウンサーが無料体験レッスンを体験! |
毎日放送 2006年9月27日(水)放送 |
9月27日(水)、毎日放送(MBS)の人気番組『ちちんぷいぷい』西の☆印コーナーにて、”西靖アナウンサーの無料体験レッスン・速読実験70分間”が放映されました。 |
2006年9月27日(水)、毎日放送「ちちんぷいぷい」にて放送された様子です。
【スタジオにて】
西靖アナウンサー
「不思議なもので年を重ねるごとに時間が経つのが早くなっている気がするものです。番組が始まっておよそ3時間、あっという間かどうかはわかりませんがみなさんは1日が30時間あったらいいのになぁ…… と思うことはありませんか? 日々の仕事に追われ趣味の時間もなかなか取れないもの。読書の秋いうても読む時間あらへんがな! という方も多いのではないでしょうか。そこで、こんなことに挑戦してきました。【速読】! 速く読めるだけじゃなくて、読み間違えたり、あるいは読んだことを覚えていないのでは速読の意味がないので、ちゃんと内容を理解しながら速読する方法があるということを取材してまいりました」
西アナ 「やってまいりましたのは大阪駅前第一ビルにあるSP速読学院です。こちらが学長の橘先生です。教室の中で、みなさん本を読むというよりも、パソコンにむかって練習されているんですね。じっくり読みたいという時もあるじゃないですか。それが速くしか読めないみたいなことにはならないんですか?」
橘学院長 「大雑把な読み方で速読するという場合もあります。しかしじっくり読みながら実際に読むスピードが上がります。きちんとトレーニングをすると、10倍以上とかそういったスピードで読んでいくことができます」
西アナ 「10倍と言われてもにわかには信じられないですが、1回70分の完結コースという体験をさせて頂くことになりました。どれくらい上達するのか測るため、レッスンの前に目線カメラを使って目の動きを測定しました。1行読むのに何度か止まっているのがわかりますか? 時々読み返しているところもあったりして、この止まる回数が少なければ少ない程速くよめているということです」
タレント 「すごい、このカメラ」
橘学院長 「目線カメラというのがあるんですよ」
西アナ 「速読上級者の方の目線カメラ、ちょっとすごいですよ」
西アナ 「半分以上想像っていうこと? 読んでます、ちゃんと?」
受講生 「はい。文字をかたまりで見てるような感じで、平行読みでさっと読めてます。2,3分あればだいたい新聞は全部読めます」
西アナ 「さあそれでは70分の体験コース、まず実際に本を読みまして、1分間で今の時点で何文字読めるのが測定いたします」
西アナ 「1,152文字/分」
橘学院長 「速いですね」
西アナ 「速いですか?」
橘学院長 「速いです。普通の人が1分間600文字くらいですから約2倍のスピードですね」
西アナ 「次は文節単位でパソコン上に現れる文章をどれくらいのスピードで認識できるか測ります」
橘学院長 「音声に変換して読んでいくスピードですね」
西アナ 「これはどんどん上げていくことができるんですね」
橘学院長 「すぐに音声に変換して読んでいく癖が取れてきます」
西アナ 「音声に変換する癖を取る?」
橘学院長 「そうです」
西アナ 「次、目を上下に動かさずに一度に読める文字の数を測ります」
西アナ 「あっ縦に動いたな今」
橘学院長 「ちょっと動きましたね」
西アナ 「あぁ動いたな……」
西アナ「わたしが一度に読める文字は縦8文字。一目で段落毎に理解できる人もいるそうでございます」
西アナ 「パソコンを使うだけでなく視界を広げるトレーニングもやります。腕を上下に開きまして、そこで指を動かしてそれを認識できる幅を広げていく」
西アナ 「目、疲れますね」
橘学院長 「目の筋肉痛ですね」
西アナ 「目の筋肉痛?」
橘学院長 「そうですね」
西アナ 「こちらはパソコン画面上に現れる単語をどれくらい認識できるかという訓練です」
西アナ 「わたくしいっぺんに3個くらいまでが限界でしたが、上級者になると」
(画面上に4×10単語 40単語)
タレント 「えー!」
橘学院長 「次、単語を見てイメージをすぐにだすというトレーニング。そして終盤再び実際に本を読みます。文章に指を添えて止まらずに読む訓練があります」
西アナ 「指もそうなんですけど、絶対さっきより速くなってますよ」
橘学院長 「速くなってますよ。はい」
西アナ 「70分の授業が終わりました」
西アナ 「再び1分間で読める文字数を計測します」
橘学院長 「スタート!(計測)はい、では行数を数えていただきますかね」
西アナ 「すごい読んだんじゃない?」
【1935文字/分】
西アナ「増えてる。倍!」
西アナ「さあ、それでは訓練後のわたしの目線の動きをご覧ください。ちゃんとかみしめながら中身を理解しながら、なんだこれは?」
橘学院長 「速く読むだけでなく、記憶に残って、その読み方を勉強で使えるということを目的にした速読法なんです」
西アナ 「パソコンの画面上でパッ、パッ、パッ、と光る、光るというかどんどん切り換わっていくものに一所懸命ついていこうというモードになって、本を読むとすーっと目が流れるんですよ。自分の目のスピードにちょっとびっくりしましたね」
タレント 「えー、すごい!」
なるみさん 「あれ何分やったんやっけ?」
西アナ 「70分」
なるみさん 「で、あんだけ上がる効果が……」
西アナ 「いろいろ条件があると思うんですけど、最初に読んだ本というのはまずやっぱりどんな本やろっと思ってゆっくり読んでしまいますね。小説やったらどんな状況やろっていうのはまず確かめたいからゆっくり読む。最後にもう一度同じ本で測定いたしますから、だいたい分かった本やからちょっと速くなるというのがあると思います。ただいっぺんに捕まえる文章の幅というのが、5文字、6文字だったのが8文字、9文字ごとのかたまりで読むようになったりとか……」
なるみさん 「パソコンの画面あんなに見えるようになるの?」
西アナ 「なるんですって。それで慣れてくると1行で止まらずに1行を目を動かさずに理解できるようになってくる」
なるみさん 「幅が広がってくるんだ」
西アナ 「さっき目の上下で指を動かしてってやってましたよね。これはまっすぐ前をむいたまま、上で動かしているのがわかるという視野、視界をどんどん広げていくやつです。上を見ない、下を見ない、まっすぐ前をみたままぴくぴく動いているのが視界の中でわかるっていう範囲をどんどん広げていくと、いっぺんに認識できるものの量増えてくる」
桂南光さん 「だからカメラでカシャッて撮るとようなものなんでしょう」
井筒和幸さん 「そうですね。どれくらいのサイズで撮るか映画っていうのは動いている物見える、これがスクリーンのサイズなんですよ。だからスクリーンが横にちょっと広いのも両目があるからね、それが限界なんですよ。非常に考えられたサイズなんですよ。逆に言うと、あのサイズというのが目を動かさなくてもいっぺんに見えるサイズってこと」
タレント 「あー、あるほど」
西アナ 「そういう風に視界を広くなおかつスピードにのって認識できるようになると、本を読む以外にも例えば車の運転でいろんな物が広くいっぺんに見えるようになる」
桂南光さん 「安全運転にも繋がりますね」
西アナ 「楽器の演奏で手元と音符が同時にいっぺんに見られる、そういうような効果があったりとか、実際こちらの先生はアメリカでも大学で教えてはるんですけど、英会話なんかでも英語でも結構スピードが速くなったりとかするんだそうです。速読トレーニングにより、視界が広がり、記憶力も向上するようになる」
なるみさん 「速く読んでいるからといって、記憶力が落ちるんじゃなくて、より入ってくる」
西アナ 「かたまりで理解できるようになってくるんで、速読したいときにはゆっくり読む、そのゆっくり読むスピードも速くなるんで」
なるみさん 「速読できる人ぷいぷい観てたら、2時間ぐらいで終わるんかな?」
西アナ 「もう僕らが読んでいるのにイライラするんでしょうね」
なるみさん 「もうバンっと出たら意味がわかってるんやからね」
西アナ 「まぁ、そう言わんとこ」